>>>写真をクリックしてください。>>大きな写真へ <INDEX> 2025年8月 2025年1月 2021年11月 2021年2月 2012年10月 ↓ ↓ ↓ 最新の追加 ↓ ↓ ↓ 2025年9月2日 2012年10月 を 追加 2025年9月1日 2021年11月 に 一部追加 2025年8月28日 2025年1月 に 一部追加 ↑ ↑ ↑ 最新の追加 ↑ ↑ ↑ 2012年10月 ![]() 1971年に鉄道が廃止された後も、長らくバス会社として生き残っていた井笠鉄道株式会社ですが、2012年10月に突然の終焉を迎えてしまいました。 直前の井笠カラーのバス。 場所は井原鉄道井原駅。 道路の突き当たり一番奥は井原バスセンター、つまり井笠鉄道井原駅の跡地です。 ![]() 現在は建物も一新されレイアウトも変わった井原バスセンターつまり井笠鉄道井原駅跡。 2012年当時は、まだ鉄道時代の面影を残すレイアウトでした。 ![]() 井笠(バス)カラーのバスたち。 現在の井笠バスカンパニーは親会社の両備カラーになってしましましたが、井笠から分離独立した北辰バスがそのカラーを継承しています。 ![]() くし形に頭から突っ込むスタイル。 いかにも昔のバスセンターと言うレイアウトです。 昔の井笠鉄道も、行き止まり式のレイアウトでした。 ![]() こちらは矢掛駅跡。 給水塔などまだ一部に鉄道時代の姿を重い偲ぶことができます。 ![]() 小田方面から矢掛駅への入り口は、道路になっていました。 井笠鉄道の廃線跡は一部がそのまま井原鉄道の線路に転用されているのですが、コンクリートの高架橋は旧矢掛駅手前で大きく北にそれて迂回します。 そのまま直進ると、矢掛本陣の旧宿場町に突入してしまいますから。 ![]() 鉄道時代の駅舎と給水塔。 昔を偲ばせる遺構です。 なぜか新しい砕石(バラスト)が。 線路もないのに? ![]() 小田川の左岸築堤、現在の国道486号線から見た矢掛駅方面。 川と旧街道から北側に入った場所が旧駅でした。 ![]() 主役は鉄道からバスに変わりましたが、この当時はまだ「井笠鉄道株式会社」の運行でした。 ![]() 井笠鉄道の東の終点、矢掛駅跡。 当時は井原・矢掛から東西南北にバス路線が伸びていましたので、場内にはたくさんのバスが停まっていました。 ![]() 鉄道時代の路線を継承する、小田経由笠岡行きのバス。 現在は新生井笠バスカンパニーに引き継がれていますが、発着場所は井原鉄道矢掛駅に変更されました。 もう一台は写速の関係で読みにくいですが、倉敷駅北口行きです。 こちらは井笠の鉄道路線がなかった区間。 ![]() 鉄道線路は西に向かって伸びていましたが、バスはダイレクトに小田川築堤の道路に出ていました。 かなり低いところにあった駅です。 2021年11月 ![]() 元井笠鉄道矢掛駅です。 現在は、北辰バスの営業所になっています。 10数枚ほどバスの写真が続きますが、井笠鉄道が主眼なのでバスコーナーではなくこちらのコーナーに置くことにします。 ![]() 鉄道が廃止されてからすでに55年、この写真の段階で50年が経過しているのですが、当時の姿はよく残されています。 更新出来なかったと言えばそれまでですが。 ![]() 北辰バスのほか、井原ふれあいバスも乗入れています。 鉄道が廃止されてからも、長い間バス路線の拠点の役を担っていました。 ![]() 一角に残された、鉄道時代の給水塔。 蒸機機関車が運転されていた当時の遺構です。 ![]() ホームと言う建造物がある訳ではありませんが、バスの発着ホームです。 昔の、駅舎改札を抜けて鉄道ホームに向かうあたりの風景が彷彿されます。 ![]() けっしてバスの運行本数が多いわけではありません。 他の多くのバス会社がそうなったように、広い敷地もそのうち整理されるのでしょうか。 ![]() 井笠鉄道株式会社は10数年前に解散してしまいましたが、会社はその後両備グループの中国バス参加に引き継がれましたので、「井笠バス」の名称は現存します。 現在は、株式会社井笠バスカンパニーです。 ![]() 行き先別時刻表を掲示されたバス停標識。 井笠バスも乗入れているのですが、標識の文字は隠されていました。 ![]() 鉄道時代の姿を思わせる小物が一杯です。 錆びついた発車ベルも懐かしい。 ![]() 現在の姿はこんな感じです。 旅客が利用できるスペースは僅かになってしまいましたが、一応はバス乗り場の姿を呈しています。 ![]() かつては鉄道駅でもバスターミナルでも建物から待合室を経て乗り場に出るのが普通の姿でした。 停まる車両の角度は鉄道時代とは違いますが、今でもそんな姿が一部に。 ![]() 星田川を渡って旧矢掛本陣の市街地に入ることができなかった井笠鉄道。 その代り町はずれの敷地は広大です。 そのうち何か商業施設に化けるんじゃないかという気もしますが、そこまで賑やかな土地でもないか。 ![]() 旧井笠鉄道の観光バスカラーを残す、北辰バスの貸切仕様車。 昔は使っていなかったオレンジ色をまとい、旧カラーを残しつつ井笠バスのイメージを一新したデザインでした。 ![]() 上の矢掛駅跡と同じ日の、新山駅です。 何やら黄色いハンカチ?がたくさんあります。 ![]() ちょうど井笠鉄道廃止から50周年の時期でした。 つながりはわかりまえんが、「幸せの黄色いハンカチ」らしいです。 ![]() 黄色いハンカチ、駅舎側もこんな感じでした。 ちょっとだけ、入りにくい。 ![]() 駅舎の中には昔の機器類も展示されています。 売店もあり、きわめてこじんまりとながら、記念館の様相は呈しています。 ![]() 保存の機関車。 小さなスタイルですが、勇ましい姿です。 煙突の先端が、切れてしまった。 ![]() 小さな機関車ですが、良いプロポーションですね。 屋根の下で良く手入れされているので、保存状態は極めて良好です。 ![]() スタイルの割に重厚な造りの下回り。 牽引力重視の小さな動輪が印象的です。 ![]() 小さな全体スタイルとボイラーの割に、巨大に見える前照灯です。 LEDはもちろんのこと、シールドビームもない時代ですからね。 ![]() 黄色いハンカチ、客車の窓前面に掲げられていました。 やや不揃いで、何となく雑巾に見えないことも・・・。(失礼ご容赦!) ![]() 低い車体の下にコンパクトに収まった台車です。 スペースの関係か、よく見ると2本の枕バネは直列になっているんですね。 ![]() 客車のデッキ部分なんですが、こちら側は荷物室。 外からだけ見ると、普通の全室客室かと思っていました。 ![]() 車体台枠を支える太いバー。 台枠軽量化のために、ターンバックルで中央を持ち上げているのですが、何しろ5トンに満たない車両なので色々軽量化が施されています。 ![]() 井桁に「笠」の文字の、井笠鉄道のマーク。 「笠」の文字の自体に注目です。 鉄道廃止後も、バス会社消滅まで、この自体のマークが使われていました。 ![]() 客車と貨車との連結器部分。 このサイズとスタイルだと、バッファーが似合いそうです。 それにしても、ステップの高さ、驚くほど低いです。 ![]() 機関車だけでなく、こちらの客車と貨車も保存状態は良好です。 どちらも木造なので、メンテナンスが大変だと思います。 ![]() 真っ黒いスタイルの貨車。 こちらは見るからに木造、と言う感じです。 「車掌」の文字、昔は右書きじゃなかったかな? ![]() 貨車の台車。 形状は客車のやつとよく似ていますが、2本の枕バネは並列です。 荷物が重いせいでしょか。 なんだか台車とステップがぶつかりそうです。 ![]() 細かいことはこちらをご参照ください。 (大きな写真を開くと、読めるはず。) 下の方の2021年2月の写真と何ら変わりはしませんが。 2025年8月 ![]() もう長い間、通勤時は毎朝車からチラ見する風景なのですが、久しぶりにクルマを停めて近寄ってみました。 保存状態は良好で、朝日に輝く綺麗な姿です。 2025年1月 ![]() 井笠鉄道の車両たち。 毎年12月から1月半ば頃まで、クリスマスとお正月に合わせてイルミネーションが施されます。 車両と言うより電飾ばかりが目立つ気も。 ![]() 仕事の帰路はクルマの運転席から大体こんな感じで眺めています。 シーズンに1回くらいは、こうやって車を停めて眺めることも。 ![]() 編成の後方から眺めるとこんな感じで。 写真処理していますので車両も見えますが、夜間だと肉眼では電飾ばかりが勝っている感じです ![]() 井笠鉄道記念館。 ここは元新山駅跡です。 駅名標や、なぜかポストも。 ![]() 機関車は電飾ではなく、足元からのライトアップでした。 これはこれで、イイ。 ![]() 駅舎側から見ると、こんな感じです。 暗い集落でこの一角だけ派手派手です。 ![]() 客車と貨車。 このところ冬の電飾が恒例になりましたが、毎年同じではなく少しづつ違うように思います。 ![]() ライトアップに輝く機関車の動輪。 常駐の係員がいる保存館だけに、保管状態は非常に良好です。 ![]() 派手さのない機関車に対し、客車はド派手な電飾です。 写真中に時々変な縦棒の影が入っているのは、一眼レフで柵の外から撮影しているためです。 ![]() ここではホームではなく、乗降用のステップから車内に入れるようになっています。 開館時間ではないため入れませんが、夜に入るとどんな眺めなのでしょうか。 ![]() 貨車の電飾は、客車と比べるとちょっと地味目。 に見えますが、実際は上から下に流れるように点灯して動きがある光なので、眺めているとやはり派手です。 ![]() 道路の反対側から眺めた車両たちの全体像。 やはり中央の客車が一番ド派手ですね。 2021年2月 ![]() 私「かいもん4号」の通勤ルート。 片道40キロ余りのちょうど中ほどに、井笠鉄道記念館があります。 久々に立ち寄ってみました。 車目線です。 ![]() 井笠鉄道記念館に保存された3両の車両たち。 蒸機機関車と客車、それに貨車の編成です。 しっかりと手入れがされており、数年前に再塗装で綺麗になっています。 ![]() 上の写真は早朝訪問時から扉を開けて頂けたのですが、普段通勤で通るときは、柵の中です。 もちろん日中は解放されていますので、自由に見学できます。 ![]() 非常に丁寧に手入れがされている新山駅の機関車。 1号コッペルもこの通りです。 しかも、キャブに入ることもできる! しかし意外と細いロッド類です。 ![]() 車両の細かい紹介はこのページでの趣旨ではないので、案内看板にお任せすることにします。 いずれも大正初期の創業期の車両です。 ![]() 木製の貨車は、昔のものとは思えないほどきれいな状態で、所々に修復の跡も見られます。 写真では判りにくいですが、意外とごついターンバックルです。 ![]() 復元、という表現が正しいかですが、いずれも申し分ないほどよく手入れされています。 強いて言うなら、郵便ポストの鋳出が白く塗られていれば・・・。 ![]() ホハ1の客車内。 車内に入れるもの嬉しいですが、手入れの良さも別格です。 定員26名のロングシート、新型コロナの今なら何人掛け? ![]() 現在は、笠岡市が管理する「井笠鉄道記念館」となっています。 新山駅舎も昔のまま。
|
![]() ![]() バナーにご利用ください |