>>>写真をクリックしてください。>>大きな写真へ <INDEX> 廃止直前の様子(1997年5月) 廃止後の様子 ↓ ↓ ↓ 最新の追加 ↓ ↓ ↓ ↑ ↑ ↑ 最新の追加 ↑ ↑ ↑ 廃止直前の様子(1997年5月) レールバス。 昭和30年代のバスの姿をそのまま残したような車両です。 運転休止(事実上の廃止)の前日、1997年5月4日、ゴールデンウィークの姿です。 すでにさよならのヘッドマークが取り付けられています。 キハ10。 末期は予備車として出番の少なかったキハ10ですが、最後はレールバスとともに終日運転されました。 決して大きいとは言えない車体ですが、やはりレールバスと比べると大きく見えます。 天間林。 防雪林と水田が織り成す天間林付近の風景が一番好きでした。 何もない所のようですが、木立の向こう側には国道3号線が走っており、こちらの方が頼りになる動脈なのです。 キハ10(2)。 レールバスだけでは輸送量が不足するため、せっかく購入した同社では大型のキハ10でしたが、その活躍期間はあまり長くなく、結局予備に回ることのほうが多かったようです。 さよならレールバス。 時代を感じさせる車体です。 メーカーの富士重工の当時標準的な車体だったのでしょうか。 ボンネットバスの丸い車体からボンネットを切り取ったようなデザインです。 続行運転。 閉塞の関係で、当日の運転はレールバスが先行し、続行でキハ10が続く(上り下りとも)というものでした。 あとからキハがくると、ずいぶん大きな感じがします。 国鉄型では小さな車体なのですが。 細いレール。 重い車体をやっと支えているような細いレールです。 高速化や輸送力増強を行わない地方私鉄では、最後までこんなものでした。 しかし、線路沿いの手入れはこまめに行われていたようで、いつも撮影は楽でした。 1997年5月4日。 最終日は5月5日でしたが、この日はその前日です。 3連休に倉敷〜青森をクルマで往復、という少々無謀なスケジュールのため、残念ながら最終日の様子はわかりません。 1997年5月4日(2)。 残念ながら快晴、というわけにはいかず、時折薄日の差す天気でした。 この沿線ではすでに田植えの準備が進んでおり、耕された田んぼは水張りを待つばかりです。 七戸駅。 七戸駅です。最後のレールバスまつりでした。 最初に訪問した時の印象は、この駅とバスターミナル以外は何もない集落という感じでした。 今回は駅の向かいに大きなスーパーができており、全く印象が異なりました。 レールバスまつり(1)。 七戸駅構内の様子です。 もう1台のレールバスも車庫から出され、車内が開放されていたほか、保有車両総出の最後の大イベントでした。 レールバスまつり(2)。 2両が並ぶと、その大きさの違いは一目瞭然です。 実際、乗ってみても立ったままだと頭がつかえる感じのレールバスでした。。 キハ10(3)。 列車の行き先票からも時刻表からも、七戸の名前は消えてしまいました。 この次にふたたび登場するのは新幹線の停車駅としてです。 新青森まで新幹線が伸びるのは、何年先のことでしょうか。 レールバスまつり(3)。 地元の人が多く見られた七戸駅のレールバスまつりでした。 それにしても、実に簡単な運転台でした。 自動車の運転席にスイッチとランプが少し増えた程度のものです。。 レールバスまつり(4)。 もとの造りが簡単なせいか、こうして並べてみると、レールバスのほうが疲労の度合いが高くみられます。 その点、キハ10のほうは、まだまだこれからも頑張るぞ、という感じがしてはいるのですが・・・。 最後の力走。 この場所は近くにクルマをとめるスペースが十分にあり、後ろに高い足場もありで、ファンが集中するスポットのひとつでした。 谷を渡って上ってくる列車はエンジンをフルにふかしています。 最後の力走(2)。 前に来たときは、列車の後ろの大きな施設はなく、ただの青い牧草地でした。 ここから見ると感じがよくて登ってはみたものの、向こうからは邪魔者も多く、あまりいいアングルではなかったように記憶しています。 夕日に映える。 東北のやや早い夕日を浴びるレールバス、キハ101です。 リベットがずらりと並んだ車体が、バスそのものであることを物語っています。 レールバス、発車。 東北本線との接続駅、野辺地にむけて、レールバスが七戸駅を出て行きます。 広い構内と長い発着線ですが、期待された貨物輸送は結局営業に貢献することはなく、末期は小さなレールバスで細々と旅客輸送を行うだけでした。 南部縦貫鉄道レールバス・野辺地駅到着。 2006年7月30日追加 広い野辺地駅構内の一番端の線路に、七戸からレールバスの到着です。 レールバス、という言葉はいい得て妙ではありますが、バスはバスでも「昭和30年代」のいでたちです。 南部縦貫鉄道・野辺地駅。 2006年7月30日追加 南部縦貫鉄道の野辺地駅は、広い構内の国鉄東北本線・野辺地駅の片隅でした。 ホームは長いのですが、列車は小さなレールバス1両きりです。 野辺地駅。 2006年7月30日追加 いかにもローカル鉄道、といった佇まいと、特有の鉄道保安林。 孤高のローカル線、といった感じですが、林の後ろの国道4号線が七戸まで並走し、輸送機関としての地位はすでに高いものではありませんでした。 レールバス。 2006年7月30日追加 昔懐かしい感じの丸っこい車体にリベットが並ぶレールバスです。 ホームの「レールバス」の表示は昔からあったのでしょうか。 南部縦貫鉄道・レールバス。 2006年8月6日追加 野辺地で発車待ちのレールバスです。 車体は確かに「バス」のものですが、この車体で前後に運転台があるのが妙と言えば妙です。 終点・七戸。 2006年8月6日追加 七戸到着です。 レールバスに似合わない立派な駅舎があるのですが、地元客が下車後ホームからそのまま構内を近道するのも、ローカル線の終着駅ではよくある風景でした。 レールバス。 2006年8月6日追加 「レールバス」とは言え、線路の上を走るれっきとした鉄道車両ですから、それなりの装備をちゃんと備えています。 かっちりとしたスノープロウが車体とどこか不釣合いな感じです。 廃止後の様子 坪川付近。 2009年5月 2009年6月7日追加 坪川付近の廃線跡、現在(2009年)の様子です。 現在でも廃線跡が明瞭にわかります。 全く同じアングルの走る列車を下のほうにアップしていますので、ご参照ください。 レールバス。 2009年5月 2009年6月7日追加 レールバスまつりで七戸駅構内に並ぶ、2両のレールバスです。 晴れ渡った青い空に車体のオレンジ色が映えます。 レールバス。 2009年5月 2009年6月7日追加 一応鉄道車両ですが、いかにもバスといったデザインの車体です。 リブとリベットがいかにも昭和30年代のバスのつくりです。 発車準備。 2009年5月 2009年6月7日追加 ホームに据付られたレールバス、本日はこの車が実際に乗客を乗せて構内を往復します。 駅は七戸ですが、向こう側のホームの駅名標は西千曳に書き換えられていました。 点検中。 2009年5月 2009年6月14日追加 ただ今お昼の休憩中。 午後からの運転に備え、念入りな点検が行われています。 すでに長い乗車待ちの列ができていました。 発車準備。 2009年5月 2009年6月14日追加 5月のこの地方はレンゲや菜の花などがきれいで、かつては線路際にたくさん咲いていました。 すでに廃止になった路線ですが、ホーム際の花も手入れがされています。 キハ102。 2009年5月 2009年6月14日追加 昔のとおり、七戸・野辺地間のサボを掲示したレールバス。 現役時代と全く同じ光景です。 運転士。 2009年5月 2009年6月14日追加 元本職・老練の運転士が乗り込み、間もなく再開される午後の運転に備えます。 バスとレールバスの違うところは? 前後に運転席があるため、実はフロアシフトのレバーを外して移動できるようになっているのです。 乗客待ち。 2009年5月 2009年6月21日追加 点検が終わり、そろそろ午後の運転準備が完了したようです。 ホームでは乗客の列がやってくるのを待っています。 乗車開始。 2009年5月 2009年6月21日追加 いよいよ午後の乗車が開始されました。 1回の乗客は30人程度。さほど長い列というわけでもありませんが、昼休み後一番のためか、およそ100人程度の列ができれいました。 発車。 2009年5月 2009年6月21日追加 最初の乗客の乗車が終了し、いよいよ発車です。 久しぶりに聞くエンジンの音。予想以上に軽快なレールバスでした。 構内運転。 2009年5月 2009年6月21日追加 快調に加速したレールバスは、広い駅構内を進みます。 腕木式信号機も昔のままでした。 と言いたいのですが、昔はここにはなかったはず? 終点。 2009年5月 2009年7月4日追加 構内の外れまで進んだところで一旦停止です。 長い望遠で眺めているためすぐ近くのようですが、実際には結構な距離があります。 向こう側では構内係員が待機中。 折り返し。 2009年5月 2009年7月4日追加 追い返し、と書きましたが、レールバスはポイントを渡り全く別の進路へ進みます。 実は単なる直進の折り返し往復運転ではなく、車庫側の線路に転線してV字型の路線を往復する試乗運転でした。 レールバス。 2009年5月 2009年7月4日追加 先ほど左側を通り過ぎたレールバスですが、今度はずっと右手向こう側の線路を通り過ぎます。 窓から眺める乗客も楽しそう。 折り返し点。 2009年5月 2009年7月12日追加 再びポイント部分まで進み、進路を元の線路に戻します。 ポイント操作と安全確認。大きな動作の合図を伴い、係員も大変そう。楽しそうではありますが。 レースバス。 2009年5月 2009年7月12日追加 元の七戸駅ホームに戻るレールバスです。 変化に富んだ運転で、乗客の皆さん楽しそうです。 レールバス。 2009年5月 2009年7月12日追加 列車は乗客を入れ替えては、V字型の路線を何度も何度も往復します。 構内とは言え、目の前を通り過ぎる時はかなりのスピードです。 レールバスと信号機。 2009年5月 2009年7月12日追加 田舎然とした構内風景にレールバスと腕木式信号機。 お天気に恵まれたこともあり、何とも絵になる風景です。 ポイント。 2009年5月 2009年7月20日追加 ポイント操作係員に見守られながら、ポイントをわたってゆきます。 一往復のたびにポイントを2度切り替え。 駅側との連絡を含め、結構忙しそうです。 レールと車輪。 2009年5月 2009年7月20日追加 短いレールに車長の短い2軸の車両。 独特の音を響かせながら、快調に目の前を通り過ぎて行きました。 乗車中。 2009年5月 2009年7月20日追加 午後何度目かの乗客入れ替え。 それほど大勢の訪問客というわけではありませんが、平均して滞在時間が長いようで、かつ何度でも乗車可能。 ということで、いつまでも賑わっていました。 レールバス。 2009年5月 2009年7月20日追加 おなじみのレールバスのスタイル。 塗装も毎度毎度補修されているようです。 全体の塗り替えでなく、部分補修のため微妙に色合いが異なるのはご愛嬌。 乗車待ち。 2009年5月 2009年7月26追加 一通り写真も撮り終わり、眺めるのも堪能しましたので、今度は乗車してみることにします。 列に並んで一回待ち、と言った程度の乗車待ち客でした。 車内プレート。 2009年5月 2009年7月26追加 乗車の順番が回ってきました。 丸12年振りのレールバスの車内です。 メーカープレートに並んで、エバーグリーンの受賞プレートが取り付けられていました。 レールバス車内。 2009年5月 2009年7月26追加 車内はほぼ満員です。本来の定員の半分しか乗せていないため、まだまだ余裕です。 詰めれば殆どの乗客は席に着けるのでしょうが、イベントですから敢えて立っている乗客もいます。 かく言う私も。 発車。 2009年5月 2009年8月2日追加 全員乗車して準備が整い、いよいよ発車です。 先ほどつい目の前にいたもう一両のレールバスがどんどん遠ざかってゆきます。 運転台。 2009年5月 2009年8月2日追加 大した計器のない簡単な運転台です。 老練で人の良い運転士の方はもと現役で、知り尽くしているとのこと。 正確には運転士でいいのでしょうか。それとも機関士? ポイント切り替え。 2009年5月 2009年8月2日追加 手動のポイントを切り替え安全確認を行ってくれるはこの二人。 変化のある運転を楽しむことができる立役者です。 到着。 2009年5月 2010年5月16日追加 1年前のネタの残りで恐縮です。 10分ばかりの乗車は終了し、七戸駅ホームに戻ってきました。 何度でも飽きることはありませんが、しかし1回だけでも十分に堪能ではあります。 七戸駅。 2009年5月 2010年5月16日追加 今でもそのまま使用されている、古い七戸駅の大きな駅舎です。 本日はイベントで内部に多数の人(お客だけでなく)がいましたので、広い内部が実に活気に溢れていました。 七戸駅。 2009年5月 2010年5月16日追加 芽吹いたばかりの若芽の間を行くレールバスです。 名残惜しいですが、このあたりで帰路につくことにします。 この次は再来年のGWあたり、真新しい東北新幹線七戸駅経由で訪れることにしましょうか。 西千曳駅付近。 2010年5月 2010年5月16日追加 上コメントで「再来年」と書きましたが、今年2010年にもやって来ました。 但しここだけです。 旧西千曳駅付近。 左手の道路は旧国東北本線跡、右側の築堤は南部縦貫鉄道跡。 そして後ろ手、ここから野辺地駅までは、南部縦貫鉄道が旧国鉄の廃線跡を借用して営業していました。
|
バナーにご利用ください |