50系です。当鉄道では年季が入っている方です。 とはいえ未だ未完成です。 工期の長さは、スペイン・バルセロナのサクラダ・ファミリアといい勝負です? もしかしたら未完のままで終わるかも? そんなことはありません!(きっと。) ■50系客車(1) 2006年1月22日。 50系客車です。北海道向けの51系と並び、一般用客車としては最後の系列です。 この車両(国鉄の実車)がロールアウトしたのは1978年。私が学生当時、活動拠点であった広島地区と筑豊に配置され、普通列車用の「客車」といえば旧態依然の「茶色いやつ」だったイメージを一新しました。 当工場でも何度か着工、最初の1両は何とか完成したものの、学生時代の引越しの際に大破してしまいました。 実車見本が地元広島にいるため再度着工。次に製作した4両は何とか学生時代に完成。少々欠陥を抱えつつも、何とか本線を走行できるまでにはなりました。 大学の研究会に寄贈してしまったのですが、すでに25年以上前です。今でも健在でしょうか。 ■50系客車(2) 2006年1月22日。 さて、現在当鉄道に在籍する50系は、完成までにあと一歩。と言いながら、すでに着工後10数年、塗装後でも約4年です。 本来なら一気呵成に完成まで持ってゆくつもりだったのですが、長期に及ぶ工期の間に次第に欠点が見えてきました。 ちょうどこの時期の当社製造方法の欠点が次第に現れて、車体に修復不可能な歪が次第に現れてきました。 本来ならあとちょっとで完成のはずなのですが、このまま仕上げるか、或いは完成を見ずに廃車とするか迷ってすでに3年。 次にこのページを更新する時は、このまま完成度が上がっているか、別途車体を作り直しているかのどちらかです。 ■50系客車(3) 2006年1月22日追加。 こちらは実車の50系客車です。 播但線で廃止になる直前の姿です。 播但線では列車編成長さにより、長いやつはDD51の牽引、短い4両編成はDE10の牽引でした。 ■50系客車(4) 2006年1月22日追加。 ローカル線の客車輸送体質の改善として華々しく登場しながら、その後の客車列車の衰退により活躍の短かった50系。 ほとんどの車両が、わずか20年足らずの車齢で活躍を終えてしまいました。
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