かいもん4号のホームページ TRAVEL 江ノ電タンコロ祭り
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連休を挟んで前後の日程で大阪、東京と出張が「偶然」続きました。 というわけで時間的に両方の間の休日に、地理的に大阪と東京の間の「鎌倉・江ノ島界隈」に現れたとしても全く不自然な行動ではありません。 さらにたまたま都合良く、当日行われていたのは「江ノ電タンコロ祭り」(第18回とのことです)。
久しぶりに江ノ島電鉄極楽寺の車庫を覗いてみました。

「タンコロ」108号。

 本日の主役、タンコロこと108号です。  今では旧型車両と言えるのはこれっきりになってしまいました。
当然、この日の写真のバックはこの車両が一番の人気です。  車両展示中心のお祭りイベントなので、人が全く入っていない車両の形式写真を撮るのは至難の技ですが、最初からそんなことは考えず適度に子供を入れたほうがずっと絵になります。 他人の記念撮影のモデルをちょっとお借りしてそれらしいお祭り風景の写真です。


レトロ調電車。

 本日のもうひとつの展示車両、こちらは最新の(但し名前はレトロ電車)10形です。
 会場での人気のほうも決してタンコロ108号に負けてはいません。
 いちおう「休憩用車両」と看板が掲げてあり、2両の室内のシートを開放してはいますが、デザイン的にも面白い車両でタンコロに負けず被写体となっています。
 車庫敷地の端のほうにある分だけ写真も撮りやすいのですが、右手に本線が走っているため、ここも前を横切る見物客で結構な混雑です。
 子供が正面にでんと入るのはそれはそれで絵になるのですが、背の高い大人が入るとどうにも邪魔でしかたありません。 子供の手を引いたお母さんは、カメラに気づくと邪魔にならないようにと遠慮して(?)上半身を少しかがめて前を横切るのですが、そんな程度で効果があるとホントに思っているのでしょうか? それとも単なるポーズ? 少なくとも後ろを廻ろうという心遣いを見せる様子はありません。
 ま、お祭りなのでうるさく言っても仕方ありません。


108号運転台。

 いたってシンプルな108号の運転台です。
 不要なものは取り外されているのかも知れませんが、ほとんど昔の路面電車です。 江ノ電の歴史を見ればあたりまえではありますが、現在でも併用軌道の区間が残っており、途中には道路信号もありますので、この区間は今でも完全な路面電車と言えます。
 自社内での保存だけあって、手入れや保存状態はほぼ完璧です。
 運転台から見ていても(写真を撮っていても)正面外側の人物の映り込みは気になるのですが、この場合は子供は逆に背が低すぎてうまく入ってくれません。 それならせめて絵になる美人がやって来るのを、と思ってここで粘っては見たのですが・・・。 やはり必ずダイヤ通りにやって来る列車の方がはるかに楽かも・・・。 以下被写体についてはノーコメントです。


500形(頭だけ)。

 500形502号です。
 と言ってもタイトル通り、ホントに頭だけで、そこから後ろはありません。
 これは写真撮影用?それとも運転台の見学用? おそらくは両方なのでしょうが、運転台まで入っていける上に、手動でワイパーを動かしたりできるためか、実は3種類の展示車両で子供に一番人気があったように見えたのは、この502号でした。
人気の撮影方法は、「子供が運転台の中央にいるところを、親が外側正面から撮る」ですが、この時刻、太陽の向きの関係で、やや上向きの正面ガラスが結構反射して光っていたのが少々気になります。


108号車内。

 「タンコロ」108号の方も、車内は自由に出入りできるよう公開されていました。
 ご覧のとおり、室内の手入れも十分です。塗装はもちろん、シートのモケットや網棚の網に至るまで傷みは見られません。
 高床の車両ですが室内の幅は狭く、路面電車サイズです。


大混雑の鎌倉駅。

 11月後半のこの飛び石連休は絶好の晴天。 紅葉のピークとあって、鎌倉・江ノ島方面は観光客で大混雑でした。 藤沢側はやや少なめでしたが、鎌倉駅では日中ずっと積み残しが続いていました。
 列車が到着するたびに乗車ホーム・降車ホームともご覧のように乗客が溢れて一杯です。 定員はともかく、4両編成の電車に一体全部で何人詰め込むことができたのでしょうか。
 車両は登場後はや25年が経過した1000形です。 登場時は斬新な新型の電車で、ブルーリボン賞も受賞した、江ノ電として力の入れようがちょっと違う車両だったのですが、今では一番目立たない形式になってしまいました。 残念ながら、外部の清掃も今一つです。


古参300形(長谷駅)。

 長谷駅です。
 始点の鎌倉駅は別にして、この日一番混雑していたのは見たところ、観光地に近いここ長谷駅のようでした。 写真では丁度乗降が一段落して、対向列車の到着を待っているところのため、見たところホームにもあまり人影は見えないように感じます。 しかし実際は車内はやっと乗り込むことが出来た観光客でごった返しており、手前右手のホームにも対向列車への乗客が溢れているのです。
もちろん列車で訪れる観光客ばかりではありません。 駅のすぐ横、写真左手の踏切は、これまた観光客のクルマで長い列ができています。


一日乗車券「のりおりくん」。

 大手は別にして、今では大概の中小鉄道会社は、全線一日乗り放題の切符を発売しています。
 江ノ電の切符はその名も「一日乗車券のりおりくん」。  単純明快です。じつに判りやすいネーミングです。 ただ、自動販売機での発券のため、写真も入っておらず、普通の定期券のように味気ないのが欠点です。
 江ノ電のような一路線だけの会社では、料金は概ね一往復分程度です。 今回は途中、車庫のある極楽寺で下車する予定がある上、外から写真を撮るよりは存分に乗ってみたい気分になっていたので、迷わず購入です。
 結局、途中江ノ島、極楽寺、長谷で下車。藤沢〜鎌倉間の全線を都合2往復半、と十分に活用しました。


鎌倉駅入場券。

 硬券入場券です。記念品です。 鎌倉駅の窓口で販売していたため購入しました。
 以前は自動販売機を備えている駅でも、窓口に行けば硬券の入場券も販売しているケースが多かったのですが、最近では有人窓口でも発券機中心となったため、硬券を扱っていないところが増えてしまいました。 最近入手できるのは、観光地など土産目的のものが殆どです。


1000形記念乗車券。


 こちらも鎌倉駅の窓口で購入した(実際はあちこちの駅のほか極楽寺のタンコロ祭りでも販売していましたが)記念切符です。
 昨今では江ノ電にあっていささか影の薄い1000形ですが、ピカピカの新車の頃は、在来車と比べると際立って見えました。
 そう言えば、前回極楽寺の車庫に行ったのは1000形が新車の時でしたから、もう25年近く前のこととなります。


おまけの急行「ぶらり鎌倉号」。

 こちらはJRの鎌倉駅です。 臨時急行「ぶらり鎌倉号」発車時刻です。 これから武蔵野線経由という一風変わったやや大回りのルートで、常磐線のいわきに向かいます。 本日の鎌倉方面大混雑の片棒をかついだ犯人です。
 本日指定席は全部売り切れ、とのホームの放送でした。 確かに指定はほぼ満席のようでしたが、残念なことにわずか1両の自由席はなぜかガラガラのままで発車してしまいました。


108形(過去)。

 なんだ、一枚目と同じタンコロ祭りではないか。
 いえいえ、場所と車両は同じですが、今からおおよそ25年ばかり前です。 大学の仲間と極楽寺車庫を訪問したときのことです。
 尚、HURCのコーナーに江ノ電写真を追加しました。 関係者の方は、左の編成表の「HURC」または こちら からどうぞ。

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