かいもん4号のホームページ TRIAL20000 東北新幹線
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東北新幹線です。 1982年の大宮〜盛岡開業以来、実に18年かかってようやく新青森まで到達です。
盛岡までの初乗車は1982年の大晦日12月31日、社会人になりたての正月休み。 そして八戸〜新青森間は、開業翌日の2010年12月5日に乗車しました。

尚、追加は下の方になります。最新の追加は 2011年1月23日
<新青森〜八戸間乗車編>2010年12月5日乗車

WILLER EXPRESS。

 タイトルに新幹線とありながら、いきなりバスです。 新幹線初乗車紀行ながら、今回は業務上の出張ついでの「帰路の休日移動の寄り道」ですので、少々長い回り道をご勘弁ください。
 というか、本日の更新では、新幹線は出てきません???

 土曜日の仙台での社用にあたり、「出発前はできるだけ遅くまで業務に精励せよ」との指令により、今回は夜行バスを利用です。 決して趣味に走っているわけではありません。
 さて、JR夜行列車の壊滅の反面、ますます勢力を拡大している夜行バス。 今回は、以前から興味のあったWILLER EXPRESSを利用してみました。
 このWILLER EXPRESS、夜行高速バス(昼の便もあり)ではありますが、バス会社の一般路線便ではありません。 旅行会社が一般個人募集で片道だけの団体旅行客を運んでいるという位置づけで、契約も国内団体旅行業の契約が適用されます。 とは言え、インターネットで申し込んで、チケット(?)片手に乗車するスタイルは、路線バスとほぼ変わりありません。
 それより興味あるのは、安くてデラックスを売り物にしている車内乗り心地。 今回乗車便は、前方3列席、後方4列席の「キロハ」みたいな車。  3列席に乗車しましたが、バス会社の路線便のほうが少しゆったりしているかな、という印象ではありました。
 それにしても3日午後から日本海側・東北は大荒れの天候。 ちゃんと走るかなと心配でしたが、横風の強い北陸道で徐行、雪の磐越道では通行止めで一般道に迂回しながらも、関西から福島・仙台までほぼ定刻で到着したのはバスの強さでしょうか。 ちなみにこの夜、日本海側のJR夜行列車は、西日本・東日本ともすべて強風のため運休でした。


仙台駅・開業当日。

 仙台駅2階コンコースです。
 新青森開業の案内掲示板の表示は、開業まであと「0日」。 つまり、本日開業です。
 このまま青森に向かいたいのはやまやまですが、本日はここ仙台で業務のため、新幹線開業の仙台駅を徘徊程度で開業の空気を味わうことにします。
 このカメラを構えているすぐ横では、青森の特産フェアの準備中ですが、まだ少し早すぎるようで、開店までには至っていません。


仙台駅・新幹線コンコース。

 仙台駅の新幹線改札内側。 本日から、行き先表示板に「新青森」の駅名が新たに増えました。
 もっとも、仙台ではすでに新幹線が開業して丸18年になりますから、新幹線乗り場に特別な賑わいがあるようには見えません。 この時刻、すでに新青森からの東京行き「はやて」も、下り新青森行きも一番列車は発車した後でした。  


こがねふかひれ号。

 仙台駅の在来線ホーム。 キハ58系改造のリゾート列車、こがねです。
 本日は「こがねふかひれ号」として気仙沼に向かいます。 そして、年末の「ありがとうこがね号」の運転を以て営業終了、廃車となる予定です。
 今年はJR各社で、キハ58系およびその改造車たちのさよなら運転が行われました。 よく今まで使っていた、とも言えますが。
 ここ仙台駅ホームでも、ご覧のようにギャラリー多数でした。 年末の時期でもあり、残念ながら乗客多数、とは行かなかったようですが。


陸前原ノ町駅。

 仙石線は陸前原ノ町駅です。 ここから仙台までの地下路線化に合わせ、斬新な駅に建て替えられました。
 本日はこれからこの至近の場所で一日業務に励みます。
 とにかく風の強い本日の仙台。 列車も、朝から常磐線・東北本線等在来線に大幅な遅れと運休が生じて、新幹線開業よりもそちらの方で大混乱の様子の仙台駅でした。
 が、仙石線はほとんど影響ないようで、人気も少なく静かな、土曜朝の陸前原ノ町駅でした。 風だけは激しく吹いていましたが。


高速バス(十和田観光電鉄)。

 さて、本日(2010年12月4日)の業務も無事終了しました。 あとは帰路を残すのみです。  ということで、明日は休日でもあり、青森にちょいと寄り道?して帰ることにします。
 新幹線に飛び乗れば、本日からは青森まで乗り換えなしの一直線、ではあるのですが、夜間でもあり初乗りがそれでは面白くない。 ということで、今回は高速バスで青森に向かうことにします。
 仙台〜青森間の高速バス「ブルーシティ」号。 4社共同運航で4往復が設定されていますが、夕刻の青森行きは、十和田観光電鉄のバスで運行です。
 HPで確認するに、12月上旬は期間限定特別割引運賃で、5500円のところが3000円。 仙台〜青森間の距離からするとかなりリーズナブルです。 乗客の少なくなる季節に加え、新幹線開業の対抗策、ということでチラシや看板ではかなりPRされていたようです。
 とは言え、やはり本日は新幹線開業当日。 のためかどうかはわかりませんが、乗客はわずかに11人で、運賃収入は33,000円。 対して高速料金は1万円とちょっと。 さらに2名の乗務員の賃金と燃料代、償却費、諸々の経費を差し引くと、本日の運行ではおよそ商売になっているとは思えませんでした。


青森駅前。

 何やかにやで今年3度目の青森駅前です。
 前回2回は本当に工事中といった感じの駅前広場付近でしたが、今回はかなり出来上がっていました。 それでも一部に工事の間に合わない箇所もあるようで、完全とはいえませんが。
 ランドマーク・ベイブリッジの向こう側に見える、青函連絡船「八甲田丸」。 えらく綺麗に見えます。 こちらも化粧直しが完了したようで、近づいて見るのが楽しみです。
 更に、写真左方の建物、新しくショッピングモール?がこちらも完成していました。


八甲田丸。

 化粧直しが終わり、美しい姿を見せてくれる八甲田丸です。
 黄色の船体が綺麗です。 但し、写真特にデジタルで見ると、少し陰になると黒っぽい感じが表に出てきて難しい色ではありますが。
 函館港の摩周丸同様、以前の桟橋にそのまま展示されており、貨車の航送の線路跡もよくわかります。 残念ながら可動橋の接続まではされていませんが。
 青森港の八甲田丸は、すぐ横にこのベイブリッジがあるため、このように俯瞰で眺めてもよし、近寄って見上げてもよし、少し離れて周囲の風景と一緒見ても良しで、色々なアングルから楽しむことが出来ます。


「日本海」。

 大阪からの寝台特急「日本海」が到着です。
 青森駅1番線が長らく「日本海」の発着の指定席でしたが、JR東北本線の「青い森鉄道」への移管に伴い、1・2番線が「青い森鉄道」線用となったため、昨日から3番線への到着となりました。
 5月に訪れたときから考えていた、ベイブリッジの上からの俯瞰出迎えです。 3番線だとホーム屋根に邪魔されて、サイドからの眺めは期待できませんが、ちょうど機関車がいい位置に停まってくれます。
 本日は(11月に北陸で眺めたときもそうでしたが)EF81トワイライト指定機の牽引でした。
 到着後、ただちに機関車が解放されます。
 ホームにはギャラリーが多数いますが、さすがに寒風吹きすさぶベイブリッジの上から眺めようという変わり者はそうそういませんでした。


「あけぼの」。

 もう一本の寝台特急「あけぼの」が上野から到着です。 こちらは従来同様5番線への到着ですが、夜の発車は「日本海」同様、1番線から3番線に変更になりました。
 今後いつまで運転されるかわからない2本の寝台特急ですが、「日本海」の方は、とりあえず心配された来年3月改正での廃止はないようです。 この更新時点で、「あけぼの」のJR東日本の方は、まだダイヤ改正の詳細が発表になっていませんが。


青い森鉄道。

 青森駅から東側、東北本線は第三セクター「青い森鉄道」に移管されてしまいました。 ということで、1・2番線からの発着は、野辺地方面、青い森鉄道の車両が中心です。
 とは言え車両はJR東日本の701系の色違いですから、色と表記が変わった程度でさほど新鮮味はありません。
 更に「根無し草」になってしまったJR大湊線への直通列車もありますから、JR気動車も発着することに変わりありません。


祝?。

 さて、「祝・全線開業」ということらしいです。
 東北本線の場合は貨物輸送という重要な役割がありますから廃止はされませんが、経営を引き継ぐ地方にとっては大きな重荷です。
 ところで余談ですが、「青い森」のキャラクターって、青色だけでなく「赤森」と「黄森」もありなんですね。 ヘッドマークに描いてみただけ? それとも3色着ぐるみもあるんでしょうか。


青い森鉄道。

 青森駅の正面玄関です。
 こちらも、昨日から正式に「青い森鉄道」の看板がお目見えしました。
 控えめなJRの表示に比べると、こちらの方がはるかに目だっています。 赤字経営必至とは言え、地元の意気込みが感じられます。
 開業初日の昨日同様、本日日曜日は休日とあって早朝からイベントの係員が総出で頑張ってました。


青森駅と新青森駅。

 青森駅です。
特急列車の削減で、少し寂しくなってしまいました。 が、「白鳥」はじめ、ホームで待っているとまだまだ特急車両はいくつもやって来ます。 本当に寂しくなるのは485系が見られなくなるもう少し先でしょうか。
 昨日からの青森の町の顔は、ホームのはるか向こう側。 マンションのさらに先に朝日で輝いている、新青森駅です。
 今後新青森を利用する乗客は、ここ青森駅まで一駅JR利用、ということになるのでしょうか。 それとも新青森からタクシー利用が中心?


新青森駅。

 さて、前振りが恐ろしく長くなってしまいましたが、本日の目的は東北新幹線の新線区間乗車です。
 青森駅から列車でやって来たのは、新しい青森の玄関口、新青森駅。 両駅間の列車、さほど多いと言うほどの本数でもなく、気兼ねなく利用するには今ひとつという感じです。 が、肝心の新幹線の方が1時間に1本のダイヤですから、こんなものなのでしょうか。
 それよりこの列車、遠路秋田まで向かう結構長距離の普通列車なのですが・・・。 さすがに701系のロングシートで秋田まで行きたいとは思いません。 ま、新青森までの1駅間であれば何の問題もありませんが。


リゾートあすなろ。

 青森から一足先に到着していたのは「リゾートあすなろ」編成。 本日は「リゾートあすなろ下北1号」「同津軽1号」として、ここから青森経由で大湊と蟹田に向かいます。
 新しいリゾート用の気動車は、JR東日本が進めるハイブリッド気動車編成です。
 車体の方は新しく更新されたかな、と言う程度の外観ですが、確かにハイブリッド。 走り方は全く違います。
 モーターで始動するため、ホームで眺めていると、発車時のエンジンの轟音と排気の吹上がまったくありません。 非常に静かにすっと滑り出すスタートは、およそ気動車らしくない出発でした。
 それにしても、「下北」はともかく「津軽」の行き先が蟹田というのはどうも中途半端な感じがします。 これは三厩まで行かせるべきなのでは? それとも逆に弘前(川部)・五所川原経由で津軽鉄道金木方面に行かせるというのはいかがでしょうか。 いずれにしても到着後のバス接続等のタイアップは必要不可欠と思われます。


在来線ホーム。

 新青森駅の在来線ホームです。
 新幹線始発駅の在来線ホームが1面2線だけ、というのは何とも寂しい感じです。
 更に、県庁所在地の隣の駅、本線の駅とは言いながら、この区間は単線です。 いくら何でも、この区間に限ればいずれは線路容量が逼迫してくるのではないでしょうか。 そうあって欲しいものです。
 スペース的には、複線に拡張して片面ホームを入れるだけの余裕はとってあるようですが。


新青森駅。

 真新しい新青森駅です。
 在来線の駅としてはすでに開業していたのですが、いよいよ昨日からは新幹線の始発駅、青森の新しい顔として表舞台に立ちました。
 写真の出来上がりではさほど賑わっていないように見えますが、さすがに本日は開業2日目の日曜日。 駅の中も外も、乗客や観光客というよりは、地元のお祭り的来客でかなり混雑しています。
 この写真も、「周囲の人ごみを避けて、しかし適当に入れての撮影」的アングルです。
 ホームにはちょうど「はやて」が到着したところです。


みどりの窓口。

 さて、「みどりの窓口」と鉄道案内所、待合室です。
 何しろ本日は多いギャラリー、それなのにここには自動券売機が2台しかない。 しかも高機能の反面、簡単な切符たった1枚買うのにやたら時間のかかる最新式の機械。 更にお客は高機能自動券売機の操作に全く慣れていない。 ということで、長蛇の列です。
 もちろん対面の窓口もこれまた結構な列です。
 見たところ、入場券を買い求めるお客が非常に多かったのですが、そのために係員がついていちいち手助けしなければならない始末でした。
 昨日と本日に限れば、仮設の入場券販売テーブルでも設けたほうが良かったのでは?
それにしても、旧式(?)の東北新幹線駅の切符と入場券のみのシンプルな券売機、せめて1台設けて欲しいものです。 新青森駅、JR東日本に限ったことではありませんが。


駅スタンプ。

 みどりの窓口の長蛇の列のすぐ横にあった、真新しいスタンプです。
 どうも齢を重ねるに駅でスタンプを押すのが少々気恥ずかしい感じがあるのですが、本日は「お祭り」ですからそんな気兼ねは全くありません。
 さすがに新しいだけに綺麗です。
 開業当初は「はやて」のみで、新型車量で時速300キロの「はやぶさ」は3月から、更に時速320キロ運転はその1年後、ということで、まだまだこれからも青森にやって来る理由ができそうです。


駅スタンプ。

 上のスタンプが常設バージョン、こちらは開業時限定バージョンでしょうか。 ベタの部分が広いスタンプ、全面を綺麗に押すのは結構難しい作業です。
 オーソドックスなデザインですが、新青森駅の駅舎は実物に比べるとちょっと迫力不足かな、と言う印象です。


パンフレット。

 駅のお土産がスタンプだけなのはちょっと寂しい、ということで、駅の案内パンフレットです。 (青森の観光パンフレットはイヤと言うほど置いてありましたが)。
 片隅に掲載の時刻表、発着が1時間に1本というのは、ちょっと寂しい感じがします。 もっとも、東海道新幹線でも似たようなものでしたから、開業が今後青森の発展につながりいずれ増便されることを期待します。
 こうして見ると、九州新幹線鹿児島開業時の30分ヘッド運転は、結構冒険だったのでしょうか。


パンフレット。

 三つ折の片面は駅構内の案内、ほとんど土産物と飲食店です。
 もっとも場所が場所であり、お客の滞留時間もさほど長くないでしょうから、服飾店などが入っても、ショッピングセンターとしては成り立ちそうにありませんが。  本日のところは真新しい駅の見学客が多数ですから、おそろしく混雑しています。 明日以降もこの何割かのお客が訪れるようであれば、そこそこ繁盛するのでしょうが。


改札口。

 こちらも大勢のお客で混雑の、正面改札口です。
券売機と同じく、自動改札機も台数は多くありません。  本日の様子だけ見ていると、大丈夫かな、と思いますが、騒ぎが落ち着いた後は普段はこれで問題ないのでしょう。
 在来線乗換えと中央口の利用客、どちらが多いことを想定しているのかわかりませんが、何しろ本日は「お祭り」ですから、こちらの中央改札にお客が集中です。


コンコース。

 新幹線改札口を入ったところ。
 多数の乗客と見物客の案内に、駅員の方も大忙しです。
 開業景気の団体観光客も早速何組か見られて、結構な賑わいです。 列車の本数が本数ですから、大きな混乱はないようです。 強風の影響で運転停止・遅れが出た昨日開業初日は大変だったことでしょう。

2011年1月23日追加

新幹線ホーム。

 在来線はわずか1面2線しかないのですが、新幹線ホームの番線は11番から14番までと、大きな駅並みの番号です。
 それはともかく、この時刻の到着・発車便は隣の11・12番線から。 時刻案内にあるとおり、このホームから次の列車の発車は2時間半後、さらにその次はそれから2時間半後です。  一応弁当と土産物の売店は営業してはいましたが・・・。
 それより気になるのは、さほど幅が広くないホームのため、このような大きな構造物があるところでは通路が十分に確保されていません。  列車が到着時の混雑、特に到着客の荷物の多い年末にどうなるのか、ちょっと心配です。


駅名標。

 新しく新幹線の駅に仲間入りした新青森駅、そして隣の七戸十和田駅です。
 在来線併設の新青森駅に対し、七戸十和田の方は、在来線(昨日からはJRではなく青い森鉄道になってしまいましたが)駅からは相当に離れています。  観光地十和田湖へはやや近いとは言え、青森に比べて格段に便利と言うわけではなく、集客力は如何程でしょうか。
 反対側の駅名はもちろん空白ですが、すでに数年後には函館への伸延が予定されており、ここに駅名が入るものそう遠くない話です。


見物客。

 さて、閑散とした13・14番ホームとは全く様相が異なり、この時間列車の発着の中心となる11・12番線はこんな感じでギャラリー多数です。 もちろん開業乗車を兼ねた乗客も大勢いますが、家族連れや高齢の見物客のほうがはるかに多いように見受けられます。
 やはり一番人気は列車の発着する盛岡方先頭車付近。 なかなか写真を撮るポジションを確保するのも難しい状況です。
 まあ、本日はお祭りですから、アングルに人が多数入っての写真の方が都合は良いわけです。


見物客。

 新幹線ホーム盛岡方の賑わいです。
 狭いホームではありますが、一番端に大きな構造物がなく列車の発着が眺められるためか、ギャラリーはこの部分に集中します。 停車中の車両が、これから乗車する11時42分発「はやて24号」になるのですが、乗車口の列はさほど長くありません。 やはり圧倒的に「見物客」の方が多いようです。


「はやて24号」車内。

 ようやく車内整備が終わり、乗車開始です。
 ところが・・・。
 車内の状況はこんな感じで、10両編成の列車は満員盛況、とはとてもいかない状況でした。
 開業1番列車の指定席は上下とも発売開始直後に売り切れたようですが、以降はさほどでもないようです。 先ほどみどりの窓口で確認した空席状況でも、本日は一部のグリーン車が残席わずかとなっているものの、それ以外はかなり余裕があるようでした。 JR東日本のHPにある、開業1週間の乗客数を見ても、休日だった初日・2日目を除いては、さほど乗客の増加は見られていないようです。
 来年の「はやぶさ」運転開始が更なる起爆剤になるでしょうか。


乗車券・特急券。

 今回は早くから出張日程が決まっていたため、例によって「えきねっと」で号車と座席番号を指定して購入したチケットです。
 普段ならスキャナーで取り込むのですが、今回は当日新青森駅の券売機で発券し、乗車後は自動改札機に回収されてしまうため、写真で記録に納めます。
 車両は期待通り、「はやて」用増備型の大窓のものでした。


七戸十和田手前。

 列車は定刻に新青森駅を発車しました。 ホームから多数の人に手を振られながらの発車、というのは今までいつ経験したでしょうか。
 さて、トンネルが非常に多い八戸までの新線開業区間。 まとまった明かり区間は、新青森発車直後と七戸十和田前後、それに八戸到着の手前しばらく程度です。
 東北らしい、というのか青森らしい、というのかわかりませんが、それらしい景色。 もう一度南部縦貫鉄道のレールバスでも走らせれば似合いそうな風景です。


七戸十和田駅、通過。

 新しく開業した七戸十和田駅です。
 新幹線開業への期待感という意味では、これまでJR駅のなかった七戸の方が上かもしれません。
 本当は一度下車して開業の雰囲気をゆっくり味わいたかったのですが、新青森でもゆっくり時間を取りたかったのと、その前に青森駅で「日本海」「あけぼの」を拝みたい、と欲張った結果、列車の関係でこちらは残念ながら通過だけとなってしまいました。
 せめて通過時の写真を、と思ったのですが、高速シャッターでは感度を相当上げていても光量全く足りませんでした。 防雪対策で全面屋根に覆われた駅。 地下の駅のような感じで、予想以上に暗く、企画倒れでした。
 次に訪れるのは「はやぶさ」乗車時? それともまた車で訪問、というのもいいかもしれません。 何しろ国道4号線から見下ろせるロケーションですし、すぐ横には南部縦貫鉄道跡もありますから。


昼食。

 お昼ご飯です。 先ほど乗車前に、新青森駅の売店で買い求めました。
 折角の開業乗車ですから、昼食ぐらいはちょっと贅沢に、コンビニ弁当ではなく昔ながらの駅弁で、と言う感じです。
 色々にぎやかで華やかな弁当もあったのですが、何となく田舎弁当風のつくりに引かれてこれにしました。
 一応「お祭り」ですからオプションのビール付き。 こちらも発泡酒などとケチなことは言わず、プレミアムモルツにします。


昼食。

 弁当の中身はこんな感じです。
 本当に田舎風で、コンビニ弁当に慣れているとやや物足りないかもしれません。 しかし大味にぶつ切りにした野菜と煮魚が逆に豪勢な感じがします。
 味の方は、というと、東北の濃い味を期待していた口からは、意外なほど薄味に感じられました。 最初はあっさり、しかし食べ進んでいくうちにしっくり馴染んでくる、と言う感じです。
 さて、新線区間もほぼ終わりですし、時刻は正午を過ぎましたので、心おきなくビール解禁の時間です。 (それでいいのか?)
 あとは東京到着まで、列車の揺れに身をまかせることにします。
 それではおやすみなさいzzz。


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