ちょうど九州方面への出張とスケジュールが一致したため、2線を駆け足で回ってきました。 最終日の様子です。 室木線・室木駅。特徴ある駅舎が最後まで残っていた室木駅でした。最終日は地元の乗客で賑わっていますが、室木線自体、当時は沿線人口がさほど多くなかたためか、大混雑、と言うほどでもない感じでした。 室木線・記念列車。最終日に臨時に運転された記念列車です。車内は最近はあまり見かけない万国旗とモールで彩られています。 記念列車、と言う割には車内は比較的空いています。 もっとも、この車両が数往復したため、この列車限り、という訳ではなかったのですが。 意外と混雑していない原因は、今日限りの廃止が九州北部3線同時のため、ファンが分散したためかもしれません。 室木線・室木駅。室木駅に到着した記念列車です。新幹線と九州自動車道をくぐり南に抜けたところが終点でした。 駅構内も駅前も比較的広く、さほどの集落といった感じでもなく、やや中途半端な感じの終着駅ではあります。 晴天に恵まれた最終日は、のどかな行楽日和でした。 記念切符。廃止を記念して発売された、各駅の入場券と乗車券です。券面に「さよなら」とか「記念」の文字はあり、彩りを添えてはいますが、通常の硬券切符サイズで、やや色気に欠けるのが残念です。 おまけに、紙質は通常の切符と変わらないと見えて、さすがに20年も経つと変色が進んでしまいました。 出張ついで。この時の訪問は、鹿児島・串木野への出張の帰路、ちょうどうまい具合に日程が合ったために可能となりました。当時から「出張ついでに趣味に走る」傾向はあったようです。 念のために申し沿えておきますが、仕事最優先です。 ちゃんと目的地で真面目に仕事に精を出している様子は こちらにある串木野の写真 をご覧ください。 香月線・香月駅。こちらは筑豊本線から分岐している、香月線です。定期列車が終着・香月に到着して、折り返し列車の乗客が乗車するところです。 もっとも今日は、だれが行きの乗客でだれが帰りの乗客か、なんて区別はありません。 香月線・香月駅。終点香月に定期列車が到着、降りてくる乗客は多くが地元の人と見受けられます。やや寂しい感じだった室木線とは異なり、こちらの香月線は満員の乗客でした。 やはり沿線の人口の違いはかなり大きかったようです。 しかし普段は乗ってくれるお客は少なかったと見え、この日を以って廃止されてしまいました。 香月線・記念列車。こちらは香月線で運転された、臨時の記念列車です。室木線とおなじく、キハ58に大きな特製のヘッドマーク付きで運転されました。 残念ながら、こちらの列車には乗車しなかったため、車内の飾りつけの様子は判りません。
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