かいもん4号のホームページ TRAVEL 信州富山酔いどれ紀行 2
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2025年9月、関東方面への出張ついでに、週末の信州北陸方面に出掛けました。 と言っても観光ではなく、完全な「鉄」一色の旅です。 3年振りの長野電鉄は北信濃ワインバレー列車。 1時間半ほどの列車の旅で、景色とワインをたっぷり楽しもうという企画です。 ところでこのコーナー、タイトルに「2」と付いているのは、当然[1」がある訳ですが、写真最初の1枚をアップしたきりでそのまま放置状態でした。
そのうち後追いでアップします。

尚、追加は下の方になります。最新の追加は 2025年9月21日

青い新幹線。

 2025年9月某日、社用で関東方面に業務出張です。
 地元駅新倉敷から乗り込んだのは、「青いこだま」700系です。
 本日のの目的地は関東某所ですが、生憎地元駅からは、朝の1本を除いて東京直通の列車はありません。
 例によって「こだま」で出発ですが、岡山で東京行の「のぞみ」に3分で接続しますので、指定席さえ押さえておけば、さほど不便感はありません。  ONE PIECE新幹線に装いを変えたこの車両。
 派手ですね〜。

車内。

 車内はシートカバーが目を引きますが、青系のためか、それほどド派手と言う訳でもありません。
 ピンクの「ハローキティ」と比べると、むしろ大人しいくらいです。
 6号車は指定席。 朝晩や休日はよく乗っているんですが、さすがに平日の昼過ぎの便、しかも岡山止めの列車では、乗客は僅少でした。

伊吹山。

 岡山からは「のぞみ」に乗り換えて、東京まで一直線です。
 曇りですので富士山は望めそうにありませんが、こちら伊吹山はくっきりと眺められました。
 9月に入ったばかりでまだまだ真夏の暑さですが、稲は穂が伸びて色付きかけていました。

夜の風景。

 いつもの宿は、運が良ければ窓から列車を見下ろすことが出来る部屋に当たります。
 と言っても眼下は駅のホームで、屋根が邪魔になりますので、このあたりの眺めが限界です。
 数分おきに上下の列車が発着するのですが、時々音が違うと思ったら、貨物列車が通過していたりして、飽きないと言うか、ついつい気になってしまいます。
 幸いうるさくて眠れないというほどではありません。

E353系。

 丸々2日間の業務を終えた翌日、ここからが今回の本番です。
 朝の新宿駅は、JR東日本のE353系。 定刻運転です。
 前日金曜日は、台風15号の影響で新幹線は運休や3時間以上のベタ遅れ。
 在来線も一部影響が出ていましたが、幸い翌日土曜日にまで及ぶ影響はありませんでした。

あずさ5号。

 2年ぶりに同じ列車に乗車です。
 前回乗車した時は、行き先は南小谷でしたが、今年3月のダイヤ改正で白馬行きに変更、区間が短縮されてしまいました。
 まあ、白馬〜南小谷の末端区間は一気に乗客が減る区間でしたから、9両の編成を入れる必要性は無い状態ではありました。
 しかし少数とは言え一定数の乗客はいましたし、南小谷からは糸魚川行きの列車にも接続していましたので、やや不便になった感はあります。
 現在は白馬〜南小谷間は、普通列車が接続しており、糸魚川方面への接続も一応は確保されています。

車内。

 発車時刻間際ではなく、結構早くから新宿駅ホームに入線した「あずさ」。
 2年前はもっと多くの乗客だったと思いますが、拍子抜けするほど空いています。
 ちょっと意外でしたが、座席上のランプはすべて「緑」か「黄色」。  つまり次の停車駅立川で満席になるようです。
 朝8時の列車ですから、新宿で乗車よりは立川、八王子で乗車の方が多いようです。

座席。

 2年前に乗車した時は、進行右側の、目の前に窓柱がある席でした。
 この時は直前に思い立って指定席を確保したので、他に窓側で空いた席がなくやむを得なかったのですが。
 今回はやや早めに準備しましたので、進行左側で位置も理想的な場所です。
 自由席の方がその場で自由度があり気楽でいいのですが、残念ながら現在この列車は全車指定席です。
 ま、今はネットで座席表を見ながら席を指定できる時代ですから、並ぶ必要もなく、これはこれで良いか。

隣のホーム。

 自席から隣のホームを眺めると。
 8時05分発の「あずさ77号」が入線して来ました。
 本日は土曜日ですので、臨時列車も運転されています。
 こちらは松本行きなのですが、新宿をあずさ5号のわずか5分後に発車するも、停車駅の多さのためか、松本には40分以上遅く到着となります。
 と言うか、かなり鈍足ではあります。

発車。

 定刻に新宿を発車。
 ほんのわずかの間ですが、山手線外回りの列車と併走します。
 朝8時の山手線ですが、さすがに土曜日は空いています。
 本日は快晴。
 と言うことで今回も、「8時ちょうどのあずさ5号」で旅立ちました。

都心を走る。

 山手と線と立体交差で別れると、線路は西へと方角を変えて進みます。
 中央本線単独の路線ではありますが、緩行線と併走で黄色い電車アリ、地下鉄東西線の電車アリで、線路は賑やかです。
 こちらは特急なので、ひたすら通過です。

朝ビール。

 朝8時を過ぎたばかりですが、しばらくは車内でゆったりなので、朝ビールもアリでしょ?
 ということで、早速いただきます。
 一応アテにサンドウィッチも買ってあるのですが、何しろホテルで朝食バイキングをたっぷり頂いたばかりなので、こちらは広げる気になりません。
 ま、冷たいビールがあればいいでしょ

高架線。

 高架線をひたすら真っ直ぐに西に向かいます。
 この区間は直線の線路がずっと続く区間ですが、駅の構内では配線の関係で多少左右に揺れが入り、ビール缶が倒れないようにと注意は必要です。
 昨日通過した台風の影響はなく、晴れ渡った青空です。

富士山。

 まだ立川の手前ではありますが、本日は快晴。
 遠くに富士山もくっきりと眺められます。
 と言うか、富士山の北側を西に進む中央本線ではありますが、一番近いあたりでは地形の関係で、車窓からはゆっくり眺めることができません。
 お天気さえ良ければ、このあたりが比較的じっくり眺められる地点ではあります。

山中。

 立川、八王子と停車して、高尾を過ぎると、車窓は一気に都会から山中の風景に変わります。
 しかしどこに行っても、突然道路の巨大な建造物に出会うのには驚きます。

県境を越えて。

 山中を過ぎると一旦神奈川県に入り、相模湖の横を通過。
 そこから更に峠を越えて、山梨県に向かいます。
 このあたりは急な山中のカーブあり、ちょっと開けた川沿いの盆地ありで、車窓が楽しい区間です。

稲刈り。

 9月の初旬なのですが、このあたりではすでに稲穂が色づいており、一部では稲刈りが進んでいます。
 有名な鉄橋から見下ろす眺め。

甲府。

 この列車は速達タイプの「あずさ」ですので、八王子を出ると途中大月には停まらず次の停車は甲府です。
 さすがに甲府が近づくと、広い盆地で平地が格段に多くなります。
 ブドウはじめ果樹園も多数です。

2025年9月21日追加

富士山。

 甲府盆地に入って、ようやく再び富士山が姿を現しました。
 路線はずっと富士山の北側を走っていたはずなのですが、山間部のため手前の山々に隠れてその姿はなかなかお目にかかれませんでした。
 本日は快晴のため、山頂がくっきりです。 

後方に。

 すでに富士山が一番近いはずの所は通り過ぎていますので、斜め後方に遠ざかるばかりです。
 残念ながら、スカッと抜けて車窓から眺められる場所はそれほど多くありません。

秋の風景。

 甲府の盆地を抜けると、小淵沢に向かって再び山間にかかります。
 猛暑の影響で気温はまだまだ各地で35℃を超える日が続いていますが、景色はすでに秋模様です。
 今年は豊作でありますように。

長野行き。

 まだ諏訪盆地に入ったばかりなのですが、ここでJR東日本の長野行き普通電車に出逢いました。
 鉄道路線的には、東京から松本へは中央東線ルート。 長野へは高崎信越線ルート。
 と言う印象が強く、松本と長野の間には冠着山の峠が横たわり、直通というイメージをあまり感じません。
 実際松本と長野を結ぶのは、JR東日本の特急ではなく、JR東海の名古屋からの特急「しなの」です。
 もっとも学生時代には、長野から松本回りで新宿を結ぶ、貴重な普通の夜行列車がありました。

諏訪湖。

 列車は諏訪湖の近くを走行中なのですが。
 もう少し湖が近いと思っていたのですが、カメラを構えているのに湖面がサッパリ近くに見えません。
 こんな印象だったかな?
 もしかすると、相模湖の印象とゴチャゴチャになっている?

松本。

 松本に到着です。
 列車はここから先大糸線に乗り入れ、白馬まで向かいますが、ここで編成の後ろが切り離し。
 乗務員も交代し、稀少になった車内販売もここまでです。
 本日は私もここ松本でこの列車からは下車します。

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