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かいもん4号のホームページ
TRAVEL
ヨーロッパ 2024夏
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2024年の夏休み。
久々にヨーロッパに出掛けました。
新型コロナほかの影響で暫く出掛けられていなかったので、6年振りです。
これだけ間隔が開いたのは、この30年ほどで初めてかな。
そしてその間にいつも一緒だった老同行者が他界したため、今回は30年振りくらいに一人旅です。
初めての場所と言うよりは、これまでの旅をトレースするようなイメージだったのですが、いろいろハプニングもアリで、新鮮な旅でもありました。
尚、追加は下の方になります。最新の追加は
2024年10月19日
PART1 プロローグ編(出発のようで出発じゃない?編)
2024年10月12日一部追加
<PART1 プロローグ編(出発のようで出発じゃない?編)>
ドイツ。
ドイツはマンハイム駅です。
かつては客車列車王国だったドイツ国鉄DBも、長距離列車はすっかりICEの時代になりました。
もっとも高速新線ばかりではありませんから、その能力を持て余し気味の列車も多数です。
今回のヨーロッパ旅行の入り口と出口は、ドイツです。
スイス。
今回の旅行で一番日数を長く充てたのは、スイスです。
スイス国鉄SBBは、ドイツとは様相が異なり、国内の長距離列車は機関車牽引の客車列車方式が中心です。
そして2階建て路線に移行。
新しい2階建て車両が活躍していました。
オーストリア。
一番遠くまで行ったのは、オーストリアのウィーン。
オーストリア国鉄の長距離列車は、機関車客車方式のレイルジェットが主流です。
国内だけでなく、国境を越えてスイスやドイツなどへも乗入れています。
出発。
さてさて、そんなヨーロッパ3か国巡りの鉄道旅行ですが、出発は地元駅から新幹線です。
このところヨーロッパに行くには、岡山空港から羽田乗り継ぎ利用が多かったのですが、今回は国際線の飛行機の便の都合で新幹線で出かけ、羽田から夜出発の飛行機を利用することにしています。
朝の新倉敷駅。
到着するのは、東京行きの「ひかり500号」です。
と言うことで、以降は概ね時系列のダラダラ文章になります。
出発前から恐ろしく無駄に長い記事になりそうな予感。
「ひかり号」。
地元新倉敷から東京行きの列車に乗車するのは久しぶりです。
山陽新幹線が開業した頃は、新大阪以西の山陽区間は日中は、東京に直通する「ひかり」ばかりでした。
「ひかり」が運転されない朝晩のみ山陽内の「こだま」が運転。
つまり昔ここに停車するのは、ほとんどが東京行きの「ひかり」でした。
但し新大阪までは各駅停車でした。
これは今回の「ひかり500号」も同じです。
車内。
さて、本日は8月8日つまりお盆休み直前の平日です。
明日からお盆期間は「のぞみ」がすべて指定席になるのですが、本日はまだ自由席が設定されています。
そのせいかどうかはわかりませんが、乗車した「ひかり」の自由席は、ご覧の通りガラガラでした。
もしかすると、明日以降は多少混むのかな?
朝ごはん。
ガラガラなので、周囲に気兼ねすることはありません。
早速朝食です。
(いっぱい乗車でもおそらく気兼ねはあまりしないのですが。)
業務出張じゃなく旅行ですから、朝からビールもありでしょ?
と言うことで、まだ岡山にも着かないうちから始めてしまっています。
写真の通り、新倉敷駅のセブンイレブンで求めたのですが、この店舗。
コンビニのクセに6時半開店なので、愛用する6時20分台の上下「こだま」乗車時には使えません。
サンライズ。
間もなく岡山に到着なのですが、ちょうど宇野線を「サンライズ瀬戸」が下るところでした。
何か一時間近く遅れが発生しているようです。
この直後に「サンライズ出雲」の姿もちらっと見えました。
夜行列車は何かあるとダイナミックに遅れますね。
今回2本乗ることになっているヨーロッパではどうでしょうか。
スーパーいなば。
続いてこちらはまだ、出庫前の「スーパーいなば」です。
全車指定席になったのですが、こんなローカル特急まで自由席をなくしてしまうと、バスと競争力が不利にならないか心配ではあります
気動車区。
この列車、東京行きの「ひかり」のくせに、岡山で20分も停車します。
「こだま」でもここまで長く停まるのは珍しいのですが。
ま、山陽区間内は「こだま」と同じ扱いですし、少なくとも新大阪まで行く人はここで「のぞみ」に乗り換えるでしょうし。
で、ようやく岡山駅を発車した後に見下ろすのは気動車区です。
快晴。
本日は快晴です。
このあとずっとこんなお天気が続けばいいのにと思いますが、何しろ暫く日本に居ませんので、その間に台風が来ないとも限りませんね。
吉井川を渡ります。
つまり、まだ岡山県すら出ていない。
このペースで、いつまで続く?この駄文。
途中下車。
昨夜は色々準備もありで殆ど眠る時間がなかったのと、朝ご飯(朝ビール)をしっかり頂いたため、その後は暫くうとうと眠りました。
姫路あたりまでは覚えているのですが、新大阪に停まったのも京都もあまり記憶がない。
名古屋から先、浜松静岡あたりで「今ここか」と思った程度です。
しかし本日はこの列車で東京まで乗り通す予定にはしていません。
ちゃんと目を覚まして、予定の駅で下車です。
東海道新幹線では唯一、対向式ホーム2面で通過線の無いこの駅です。
次は新横浜。
「ひかり500号、次の停車駅は新横浜」。
と言うとこで、下車したのは熱海です。
本日はヨーロッパへの出発日なんですが、こんなところで途中下車してていいのか?
イエ予定の飛行機は夜遅くの羽田発。
その前に、「大事の前の小事」的予定を入れようというプランです。
このペースで、一体いつになったらヨーロッパの記事に辿り着くんでしょ?
熱海駅前。
熱海駅の改札外に出たことはあったかな?
おそらく無かったと思います。
少なくとも新幹線で下車したことは無い。
在来線も、伊豆急の電車つまり伊東線に乗り換えたことはあっても、駅の外に出た記憶はありません。
熱海は温泉町、と言うイメージだけがあった(失礼ご容赦!)のですが、実に賑やかな大都会の駅前でした。
熱海駅。
駅の構内も、歩くのに苦労するくらいの賑わいです。
新幹線は降りましたが、乗車券はもう少し先まで買ってあるので、それだけならわざわざ在来線の改札まで出る必要はホントはなかったのです。
しかし本日は、「ある切符」を「えきねっと」で受け取らなきゃならない。
と言うことで一旦出てみた改札外です。
とは言え次の列車の予定がありますので、再び改札を入ります。
233系。
やって来たのは、今度は新幹線ではなく在来線のホームです。
233系の長い編成がいました。
JRの会社を越えて長距離走る列車が、特に普通列車は壊滅状態なので、この長い編成もここ熱海が終点です。
かつては東京から浜松まで向かう113系なんてのが有ったのですが。
踊り子。
向かいのホームに入って来たのは、257系の「踊り子」です。
乗ってみたい気はありますが、本日はそれをやるとちょっとばかりつまらないことになってしまうので、眺めるだけです。
南国?気分。
何か南国気分になるような車窓風景です。
実は伊東線の普通列車に乗っています。
正確には、伊東線を走る伊豆急の電車に乗っています。
なぜこのタイミングで伊豆急?
と思われるかもしれませんが、本日の羽田発は夜遅く。
いくら国際線に搭乗でも、真昼間の内に入る必要はない。
しなしながら、あまり余裕のない新幹線じゃ、万一何かあった時が不安。
と言うことで、とりあえず関東圏まで来た上で、どこかブラつこうと言う趣旨です。
残念ながら、ホームは乗客が一杯で、乗車前に写真を撮ることが出来ませんでした。
伊豆諸島方面。
少し遠めですが、海が見えます。
伊豆半島の東側の海岸線近くを走る伊東線と伊豆急ですが、ずっと海岸線に沿って走る訳ではありません。
海岸から少し離れた高台から眺める太平洋でした。
ロイヤル。
JRとの境界伊藤を過ぎて伊豆急線に入り、間もなく伊豆高原です。
ここは伊豆急の基地がある駅。
豪華列車ザ・ロイヤルエクスプレスの中間車だけが転がっていました。
ステンレス。
今乗っている車両もそうですが、現在の伊豆急の普通列車は、元東急の通勤電車、ステンレス車両です。
伊豆急自体が東急系なので、中古車両が流れてくるのは極めて自然なことではあるのですが、やはり都会の通勤電車と伊豆の観光路線では、ちょっと違和感があります。
かつての伊豆急には、100系と言うオリジナルの素晴らしい車両があったのですが。
。
さて通勤電車と書いたのですが。
乗車してみると、車内は海側の半分がクロスシートに改造されていました。
窓と座席の位置がちょっと合っていない感はありますが、悪くない雰囲気です。
不勉強だったため、これは予想外だった。
リゾート21。
伊豆高原では車両の切り離し作業があるので、暫く停車します。
ホームに出て車庫方面を眺めてみました。
赤いリゾート21が停まっています。
TAIWAN。
ステンレス車8000系のドアの両側に張られている「TAIWAN」の文字とイラスト。
台湾PR電車「麻吉號」(MA JI Train=マヂトレイン)でした。
台北メトロと友好協定を結んだ記念編成で、車体にはラッピングが施されています。
切り離し。
ホームでは車両の解放作業が行われています。熱海からここまでは6両編成でやって来た列車。
半分を切り離して、ここから先は3両編成になります。
ホームに降りていると、一旦ドアが閉められてしまいました。
回送。
切り離された後ろ半分はそのまま回送になります。
と言うより、熱海行きの列車に増結となるために、一旦車庫に入るようです。
どこからどう見ても、東急の車両ですね。
下田行き。
前半分が、引き続き伊豆急下田まで通して走ります。
実は勝手がわからずに、熱海から後ろ半分の編成に乗っていました。
座れなくなっては大変なので、分割する伊豆高原ではなく、ひとつ手前でホームを歩き前半分に乗り変えていたのでした。
それにしても、観光路線でもあり、3両で足りるのかな?
伊豆高原。
しかしながら、ここから先は思ったほどのお客の数でもないようです。
意外と地元のお客が少なく、外国人の観光客が目立ちます。
日本の観光客は、皆特急に乗車でしょうか。
もちろん外国の観光客の方も特急を利用もするでしょうが、意外と普通列車にも乗車していました。
テーブル。
元々通勤電車ではありますが、半分はクロスシートに改造。
と言うことで、窓下にはテーブルも設けられています。
国鉄の急行用車両に取り付けられていたやつと同じ形ですが、厚みはちょっと違います。
普通列車専用とは言え、さすがに観光路線の電車だけはあります。
嬉しい配慮ですが、このタイミングでは置くべき「食事」とか「アルミ缶」を準備していませんでした。
座席。
一方座席は、向かい合わせではありますが、一見回転クロスシートかな?と思わせる構造です。
リクライニングのボタンもひじ掛け部分に見られますが、もちろんリクライニング出来る配置にはなっていません。
何かの車両の発生品のようですが、元は何に使われていたのでしょうか。
終点。
終点伊豆急下田に到着です。
それ程多いお客ではありませんが、地元風のお客と観光客半々、といったところでしょうか。
行き止まりホームの先に出口改札がありますので、全員そちらに向かって進みます。
伊豆急下田駅。
結構大きな伊豆急下田駅。
東京からのJRの特急も乗り入れる駅ですので、それに応じた規模ではあります。
ところで精算窓口も改札出口も、「有人」です。
自動精算機っぽい装置はありません。
改札出口。
出口専用の改札(と呼んでいいのかな?)。
昔ながらの有人スペースがあります。
今では係員が入る集改札ブースなど殆ど見られなくなってしまいました。
かつてはどこの駅にも、ステンレス製じゃなく、石造りっぽい楕円形のやつがあったものです。
ここのやつは、土地柄か黒船を模しているようです。
駅正面。
改札出口を出てそのまま駅舎の外に出てみると。
大きな構えと駅名表示で立派な駅舎なのですが、広い駐車場があるものの、観光地の賑やかな駅前という感じじゃなく、ちょっと違和感。
なんか違うぞ、と言う感じがします。
黒船。
そのまま少し横に歩くと。
黒船の模型がありました。
模型と言うよりはかなり大きなモニュメントで見ごたえがあります。
やはり下田は、これが観光のポイントでしょう。
どうやら上の写真は「出口」ではありますが、「玄関口」ではなかったようです。
黒船。
駅を出て徒歩5分のところに、寝姿山に登るロープウェイ乗り場があります。
ホームの看板で眺めていたし、若干時間があるので登ろうかどうしようかと思っていたのですが。
駅改札出口からそのまままっすぐ外に出て、南側の駅前広場の前の通りをそのまま東に歩いてしまったために、通り一つ外れてロープウェイの乗り場の位置を見失ってしまいました。
山頂駅はちゃんと見えていたのに。
ちょっと回り道と時間を無駄にして乗り場までやって来ましたが、折り返しの電車の時刻を考えると、ちょっと無理かな?
ロープウェイ。
それ程高い山じゃありません。
むしろ小高い「丘」と言った方が良いかもしれません。
が、海辺の単独峰的ですので、登ってみれば眺めは良さそうです。
しかし15分おきの便がちょうど出たところでした。
残念ながら登ったとしても、「上」での時間が取れず、折返しになりそうです。
降りたところが展望台、ならそれもアリかもしれませんが。
寝姿山。
しかしながら、案内図を見ると、山頂や展望台を観光するには、ある程度時間が必要なようです。
そして下から見上げる山頂駅も、まだまだそこから「上」がありそうな感じです。
残念ながら今回は断念です。
駅前。
駅前はこんな感じです。
と言っても先ほど電車を降りて外に出た南側ではなく、東側です。
どうやらこちら側がいわゆる「表口」のようでした。
昔のチョットした町の駅前広場には必ずあった、植込みのあるロータリーです。
ロープウェイ方面。
さて、ここから寝姿山方面を眺めると。
真正面にロープウェイの乗り場があります。
つまりこちら側に出ると、迷うことなく短時間で乗り場に着くことが出来るのでした。
もしかすると、駅の改札出口付近にそれらしい案内掲示があったのかもしれませんんが、残念ながら気付きませんでした。
足湯。
小さな足湯があります。
下田の町は温泉町と言う訳ではありませんが、ちょっとしたアクセントなのかな?
改札口。
駅に戻って来ました。
次の列車に乗車するわけですが、まだ改札は開いていません。
何か所もある改札口は、自動のものはひとつもなく、すべて人間が行うようになっています。
そして、列車が発車する前の時刻にならないと開かないようです。
昔はよくあった方式ですが、今となっては時代遅れです。
それでもこの方式が残っているのは、自社だけならともかく、JRからのお客が圧倒的に多く、自動化と維持に多大な経費がかかるからでしょうか。
サフィール。
まだ改札の外からの、ガラス越しの眺めなのですが。
本日これから乗車するのは、この「サフィール踊り子」です。
時間的には寝姿山のロープウェイ乗り場でウロウロしていた頃に到着した列車が、東京行きの折返しとなります。
車内。
さて、改札が始まりました。
いつもなら正面に回って眺めたりするのですが、本日は海外旅行向けの荷物があるので一旦車内に入ることにします。
1号車のプレミアムグリーン車。
本日はちょっと贅沢に、これに乗車します。
かなりお高いですが、どうせこれからヨーロッパに出かける旅行のオプションみたいな感じですから、少々の出費はいいでしょ、と言う感じです。
運転台(後部)。
間に透明の仕切りはありますが、1号車の客室と運転台は、こんな感じで繋がっています。
本当なら下りの伊豆急下田行きに乗車するのが楽しいのでしょうが、生憎下りの便は予約時にはすでに満席でした。
やはり下りの方が、人気があるのかな?
運転台。
こんな感じの運転台です。
今風の車両なので、そこそこの広さながら運転席は一人分だけ。
いろいろなパネルが並ぶばかりです。
こちらを眺めながらの乗車もいいのでしょうが、「側面車窓派」を自認する身としては、これで良しとします。
別に負け惜しみじゃありません。
サフィールと黒船。
さて、荷物を置き席の状態を確認した後は、ここでようやく列車の外に出てみることにします。
「サフィール」と並んだ「リゾート21」の2100系。
この編成は黒船塗装のやつです。
元々観光用の「特別な普通列車」としてデビューした2100系。
後に東京乗り入れの際に特急に格上げされましたが、前回、と言ってももう30年以上前に乗車した時は、まだ特急として国鉄乗り入れ開始前で、普通の普通列車扱いでした。
サフィール。
一方JRのサフィールは、全車グリーン車として作られた、グレードの違う車両です。
従って「踊り子」のすべてが「サフィール」になっている訳ではなく、257系の普通の「踊り子」と使い分けされています。
いくら人気でも、全部がグリーン車になってしまうと、逆に利用しにくくなるでしょうね。
個室。
ちょっと車内観察です。
プレミアムグリーンも豪華ですが、お隣の2号車にはグループ向けの個室も。
山側が通路で、海側がちょっと広めの個室。シートも窓つまり海に向かったソファタイプになっています。
この思想は、リゾート21が登場した時の座席配置と共通しています。
こうして思えば、リゾート21は大胆で画期的な車両でもありました。
厨房。
そして、こちらが厨房。
この編成には、売店ではなく食堂車があります。
運転時間がさほど長いわけではないので、入れ替えが期待できるかは微妙。
採算性が如何ほどかはわかりませんが、通常のファミレス食事ではなく特別なメニューを提供しますので、多少はマシでしょうか。
どちらかと言うと、利益重視と言うよりは、乗ってもらうための話題作りと言った側面が強そうです。
いずれにしても、JRでは希少な「シ」を名乗る車両です。
食堂。
意外と広めの厨房ですが、食事スペースはこんな感じで、座整数を少しでも増やすと言う感じでもありません。
と言うか、グリーン車に乗車しながら長い時間を食堂車で過ごすって、ちょっと勿体ない気もします。
何時間も走る長距離列車なら話は別ですが。
一般席?
普通車、ではなく「普通のグリーン車」はこんな感じです。
在来線の場合、JRの会社や車両により、グリーン車には3列タイプと4列タイプがありますが、JR東日本の場合は4列シート路線です。
昔と違って普通車の座席も格段に良くなっているので、4列では普通車とグリーン車の差別化が、価格差ほどにできているかはいささか疑問ではあります。
しかしこの列車は「特別な列車」らしく、3列シートでした。
発車。
復路です。
伊豆急下田を発車しました。
後部の運転台からはこんな感じの前面(この場合は後面)風景が眺められます。
これはこれで楽しいですが、これが「前面」となると当たり前ですが、運転士が乗務します。
今のこの眺めよりは、その分視界は劣るんでしょうね。
自席でビール。
さて、お天気が良いだけあって、とにかく暑い一日です。
折角のプレミアムグリーン乗車ですから、食堂車へ行くのも勿体ない。
と言うことで、下田駅前のコンビニで買い込んだビールと昼食を頂きます。
しかし考えてみると、何か振舞いが、プレミアムグリーンのお客っぽくないですね。
座席。
グリーン車が3列なのに対して、プレミアムグリーンは3列、ではなく2列です 。
海の眺めを意識しているのか同行者を考慮しているのか、通路は中央ではなく山側の窓際です。
2列は完全に独立しており、全く関係のない人が相席でも気になりません。
飛行機のビジネスクラスに近い配置と、座席の造りではありました。
特別な特急ですが、伊豆急線内はわりとこまめに停まります。
車内。
天井斜め側面にも設けられた窓。
ただ側面から連続のパノラマタイプと言う訳ではなく、視認性はさほど良くありません。
と言うか、沿線にそれほど高い山の眺めがある訳でもありませんから、一応ついていると言った感じの設備ではあります。
車窓。
伊豆急線内の区間では、波打ち際に近い所を走る区間もあります。
とは言え海面からの高さ距離はそこそこありますので、手に取るような海、と言う訳ではありません。
良いお天気なのですが、少しもやいでいる感じで、伊豆諸島はあまりはっきり眺められません。
波打ち際。
一番海面に近いのは、このあたりでしょうか。
この眺めはこちら側にしかありませんから、座席によってはかなり不公平感があるかもしれません。
そうしてみると、やはり初代のリゾート21は大胆ながら合理的な座席配置でした。
2024年10月19日追加
熱川温泉。
列車は熱川温泉に到着です。
老舗の温泉ですが、最近はかなり寂れている部分もあると聞いています。
車窓から眺めても、何か今では使われていない建物や施設もこんな感じで幾つも見られました。
熱川温泉。
熱海ではなく熱川温泉の名前を知ったのは、50年以上前のテレビドラマでした。
画面に映るシーンは活気のある温泉街だったように記憶しています。
温泉街あるあるで、昼と夜では印象も全く違うのでしょうが、今車窓から見ると、ちょっと寂しいかな、と言う感じがして仕方ありません。
温泉やぐら。
それでも現役の温泉地でもあり、何か所もある熱川温泉特有の温泉やぐらからは、激しく蒸気が吹き上がっていました。
しかし電車で来るお客、どれくらい居るのでしょうか。
伊豆高原。
伊豆高原です。
ここでもう1本の「サフィール」と交換です。
現在2本ある「サフィール」編成。
東京発の時刻がやや遅めで、どちらかと言うと上り東京行きに焦点を充てたダイヤのように思われます。
伊豆下田駅の留置線に余裕があるなら、東京発の下りはあと1時間くらいは早くていいんじゃないか、と言う感じです。
もっとも、観光客の」「大量輸送」はサフィールではなく257系の「踊り子」が担っているのかもしれません。
ここからJR。
JRと伊豆急との境界駅、伊東に到着しました。
行きは気が付きませんでしたが、ここでちゃんと乗務員の交替があります。
往路は普通列車だったので、伊豆高原での解結長時間停車の方ばかりが印象に残っていたのかもしれません。。
間もなく熱海。
こうしてみると、やはり熱海は大きな温泉地です 。
建物も立派だし、外から眺めても、賑わっているんじゃないかな、と言う雰囲気が伝わって来ます。
何より新幹線が停車すると言うのは、何にも代えがたい大きな強みでもあります。
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